ネットショップ比較一覧【2014年保存版】

2014 | 10.28 / ネットショップ |

インターネットショッピングの戦国時代と呼ばれる現代。

様々なカートシステムがあります。お客様の中では、楽天に出店したけど全く売れなかったなどの経験も有るのではないでしょうか?

日本のインターネットショッピングモールには利点・欠点様々有ります。他にも一般的な比較サイトがありますが、ここでは私が経験してきた中で気をつけないと行けない点もふまえお伝え出来ればと思います。

気になるインターネットモール一覧

 

上記、総合インターネットショッピングとカテゴリ型モール(zozotownやshoplist)一覧となります。

コレだけ出店先があるし、料金もそれぞれ。迷うのも当たり前ですね。

では一個ずつ説明していきます。

販売する商品でネットショップを選ぶ

あなたのショップは何を販売しますか?

  • アパレル
  • ブランド
  • 食品・スイーツ
  • 健康食品
  • スポーツウエア
  • コスメ・香水
  • 家電・パソコン
  • ペットフード  など

上記の様なカテゴリを大きく2つに分ける事が出来ます。

  • 型番製品(JANコードや型番で商品が特定出来るもの、かつ万人共通認識がもてる製品)
  • 非型番製品(自社のオリジナルブランドや型番で検索が出来ない商品)

この属性だけで、とりあえず出店して強みを活かせるモールは決定します。

※zozotawon、shoplistは例外

▼非型番商品

  • 楽天市場
  • ポンパレモール

▼型番商品

  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング

この違いはどのように生まれるのか?

楽天市場は型番製品も非常に多いですが、顧客の属性上お買い物を楽しむ顧客が多いのです。

ポイント依存性の高い顧客=ダイヤモンド会員・プラチナ会員だったりするので、目新しいもの良いものを安く探しています。

その場合、検索をするでしょうか?当然検索ワードが分からないのでしません。流入経路は広告だったり、メールマガジンだったりします。

そのため、非型番製品が売り易いかつ、売れればランキングに掲載されまた集客できるので爆発的な売上になるのです。

その一方で、Amazon。ユーザーインターフェイス(顧客から見たデザイン)が全て同じ為、商品を狙って買いにきている顧客には非常に買い易いインターフェイスになっています。実際、検索からの売上が約80%、レコメンドエンジンによる売上が約20%と言われています。

Yahoo!ショッピングはどうでしょうか?

孫さんがYahooのオープン化(無料化)を実行してから、1日で約40000ショップの申込があったそうです。今迄は楽天ユーザーとの被りがありましたが、無料化をした事でショップ出店化が進み、ECサイトがポータル化しました。そのため、検索エンジンからの売上=商品点数が必要とする出店企業に売上がよっている傾向にあります。

課金だけで出店を選ばないこと

金額が安いから、初期費用が安いから等の理由で出店モールを選んでは行けません。

上記の商品特性を十分に考え、お客さんがあなたのサイトの製品を一番買い易い場所で販売すべきなのです。

出店する先は多い方がいい

矛盾しているかと思いますが、私がコンサルティングをするにあたり、出店モールは全部出した方が良いというのが持論です。

もちろん、費用面があるのでプライオリティはあります。例えば、楽天の上位店舗さんは楽天の中だけでも複数出店をしていたり、その他にもアンテナショップを持っています。

1ショップだけで売上を最大化させる事も重要ですが、ユーザーさんの目に触れる場所を多く構えた方が売上が上がる確率はあがります。

そのため、余裕があるのであれば、複数出店をオススメしています。

まとめ

楽天市場が一番売れているからという理由だけで楽天に出店するのではなく、自分の製品をどのように探してもらえるか?を考えてモール選びはしましょう。製品が良いものであり、そこにニーズがあれば取引は成立します。自然の道理だと思います。

売る事は二の次で、その製品は本当にニーズが有るのか?逆に言うと、リアルショップの方が売れるかもしれません。

その製品のプロフェッショナルはあなたなのですから、自信をもって顧客にアプローチできる先を探しましょう。